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現場レポート④棟上げ【広島市佐伯区皆賀モデルハウス】

現在、広島市佐伯区皆賀で行っている「家デコモデルハウス」の現場レポートです。

先日棟上げを行いましたので、その様子をご紹介します!

今回の現場関係者で、記念に集合写真を撮影しました(^^)

棟上げの日は、1階から最上階までの骨組み、屋根までを一気に組み上げる特別な日です。今回は6人の大工が集まり作業を行いました。他の建築現場もあるので、一度にこの人数の大工が揃うのは棟上げの日ならではの光景です。

この日は休憩や昼食を挟みながらも、作業はとても手際よく進みます。

当日は天候にも恵まれ、朝早くから工事が始まりました。

棟上げ(むねあげ)とは、家の枠組みを組み進め、最後に屋根の最上部に「棟木(むなぎ)」と呼ばれる横木を取り付けることを言います。「棟木」を屋根の上に「上げる」ことから、棟上げと呼ばれています。

▲建築に必要な資材はクレーンで吊り上げて搬入します。作業中、クレーンのオペレーターと大工は特に会話をしている訳ではありませんが、阿吽の呼吸でスムーズに資材の受け渡しが行われます。

▲クレーンで搬入された材木には1本1本に番号が振ってあり、図面の指示に従って組み立てられます。

▲基礎のコンクリートと土台の隙間を埋めるためシーリング材で気密処理を行っている様子

家デコが建てる戸建住宅は、高性能の断熱材やサッシを使用し、気密処理も丁寧に行い、住宅の性能を高めています。こうした細かな作業が、快適な住まいづくりに繋がります。

▲材木を固定しているボルトの穴の部分も…

▲全てウレタンフォームで塞ぎ、隙間を埋めていきます。

▲2階の天井部分に設置した火打梁(ひうちはり)の様子

火打梁とは、木造建築の床組や小屋組みが地震や台風などの災害によって水平方向に変形することを防止するために斜めに設置するものです。

梁と梁が交わる部分に設置し、直角三角形を作るように取り付けられます。この設置により、地震や台風時の建物の揺れを抑え、水平方向への変形を防止する効果があります。

火打梁は木材で設置する場合もありますが、今回は金物で設置しています。

▲こちらは以前家デコで建築した新築の注文住宅の完成写真です。最近では、あえて天井裏をむき出しにし、火打梁もしっかり見えるようにした「梁見せ天井」も増えており、火打梁が見えるようにデザインを工夫することも可能です。

▲屋根を乗せるための柱と梁を固定するため、鎹(かすがい)を打ち付けている様子

コの字型の釘でしっかりと固定します。高所で下を向きながらの作業で、近くで見ている方が少しハラハラしてしまいましたが、大工さんの作業スピードは速いままです。

 

▲写真の中央にあるのが、地鎮祭をした際にいただいた棟木札

棟木札は屋根の一番高い所に棟梁が張り付けます。工事が進むと見えなくなってしまいますが、こうした昔ながらの儀式を一つ一つ丁寧に行うことで、長く住み続ける家への愛着も増していくような気がします(^^)

▲屋根にもしっかりと断熱材を施工します。

屋根断熱は、特に夏の暑さ対策として効果が高いです。屋根からの熱を防ぎ、省エネ効果による光熱費の節約、室内の快適性が向上します。

 

▲断熱材が隙間なく施工され、屋根まで組み上がりました。

この日は棟上げという特別な日の写真を少しでも多く残そうと、広報担当者も足場に上って撮影を頑張りました!

16時頃には棟上げの全工程が無事に終わり、家デコのスタッフもホッと一安心。

ここからも大工工事や電気配線の工事がどんどん進んでいきます!

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家デコ

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#広島 #新築 #戸建 #新築戸建 #高性能住宅 #棟上げ #上棟 #大工 #大工工事 #家づくり #気密処理

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