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現場レポート③設備工事【広島市佐伯区皆賀・モデルハウス】

家づくりの現場では、完成してからでは見えない“裏側”がたくさんあります。その一つが今回ご紹介する床下の設備工事です。建物の床下に設置される配管について、実際の現場の写真とともにご紹介します(^^)

 

住宅の床下にはキッチンやお風呂、トイレなどに水を届けたり、排水するための配管が施工されています。前回の現場レポートでお伝えした基礎工事の配筋工事が終わった後には、先行スリーブ工事を行います。【現場レポート②基礎工事】はこちらから→→

先行スリーブ工事とは、家の外側と内側の配管を繋げるための配管を設置する工事です。

▲配筋工事後、床下のコンクリートを打設する前に配管を写真のように設置します。ここにコンクリートを流し込むと…

▲配管の端の部分だけがコンクリートから見える形になります。

▲先ほどの写真の配管につなげるようにして、床下の配管工事を行います。グレーの配管は、水回りの設備(キッチン・お風呂・洗面・トイレなど)の排水管です。

▲転がし配管という作業もあわせて行います。「転がし配管」とは、その言葉の通り、床下などに配管を転がすように設置する工法です。

▲転がし配管には赤色と青色のものがあり、赤色は給湯管、青色が給水管です。配管というとプラスチック製や銅管を想像する方もいると思いますが、転がし配管に使われる配管は柔らかいポリエチレン管が使われています。

転がし配管のメリットは、配管位置の自由度が高く設計の柔軟性が増す、床下の点検口から配管の点検やメンテナンスがしやすいなどが挙げられます。

▲今回の現場ではヘッダー工法という工法で転がし配管のパイプをつないでいます。

ヘッダー工法とは、給油・給湯の配管をヘッダーと呼ばれる分岐器(写真中央)で集約し、各水栓に直接配管する方法です。この工法は、接続箇所が少なく、漏水リスクが低減され、メンテナンスがしやすいという点がメリットです。また、複数の水栓を同時に使用した場合でも、水圧の変動が少ないので安定した水量を確保できます。

▲建築士兼現場監督と設備業者が配管の位置を確認している様子。

現場で打ち合わせや確認をしっかりと行いながら、工事を進めていきます!

 

次回のブログでは棟上げの様子をお伝えしますので、お楽しみに(^^)

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家デコ

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